6月29日(日) 美波町のイサキ釣り

荒天中止続きで旬が終わってしまいそうなイサキ釣り

釣れているうちに行かないと

目標は100匹?

今日は珍しくベタ凪予報



太平洋とは思えない

瀬戸内より穏やかで波の高さ5cm

潮が流れていないのか オキアミはまっすぐ沈んでいく

なんだかとっても嫌な予感



20mまで降ろしてコマセを撒きながら

ハリス分(3m+クッション1m)4m上げて待つと

朝の時合いか 1投目から当たってきた

イサキ特有のガツガツガツと竿先をたたくアタリ



35cmほどの良型

ダブルで揚がってくることもあり

釣り開始1時間ほどで15匹と まずまずの手ごたえ



海が穏やかなのはいいけど

船がちゃんと座らず フラフラしている

無風べた凪は釣り人にとっては釣りやすい条件だが

イサキ釣りにとっては厄介なこと

少しでも風向きが変わると船は流されポイントを外れてしまう

一定方向からある程度の風が吹き続けると

船は同じポイントでピタッと座り続けることができる

潮か風がある程度あるといいんだけど

今日は潮もなく風もない



朝方は少し動いていた潮が完全に止まったようだ

というか逆(ミヨシ)方向に流れている感じ

仕掛けが流れていれば天びんに絡むことはないが

今日は潮に力がないのでよく絡む


珍しい船がイサキ釣りをしていたが

しばらくすると沖へ出て行ってしまった


潮流れが悪いと 活性も高まらないようで

一匹掛かっても追い食いしてこない


タナを12〜20mの間で上げ下げしてみるが

どのタナでも釣れないことはないが爆発力がない


上目に設定したタナで待っていると

忘れたころにドカンとアタリ



本日唯一タモですくった40cm級


潮が悪いのか アタリも少なく

連掛けせずほとんど単発ヒット

仕掛けを長く4、5m ハリスを細く3号に落として

食い気のないイサキに口を使わせる作戦


そのうち 邪魔者がやってきた

それも結構な群れで



ソーダガツオの大群が撒き餌に群がり

タナに落としている最中に刺しエサにも食い付いて走りまくり

仕掛けがオマツリして釣りにならない

しばらく場を落ち着かせるために休憩したが

最後まで邪魔されてしまった


イサキ釣りにはちょっと緑色した瀬戸内系の下り潮がよさそうなんだが

昼近くになって黒潮系の青い潮(上り潮)が効いてきたと思ったら

その潮にのってやってきたのかJAWSが

掛かったイサキをガブッと横取り


ひと思いにハリスをスパッとかみ切ってくれたらまだましなのに

針掛かりしてしまうと走る走る


切られた仕掛けを回収したら

なんだか見慣れない魚が針に掛かっている



JAWSに付いていたのか

初めて釣ったコバンザメ

サメのおこぼれだと思ってオキアミに食い付いたのか

ちゃんと針に掛かっていた

小判の部分はものすごい吸着力で

いったん吸いつくと離れなかった


シャークアタックが頻発してきたので

イサキのアタリがあったら追い食いを待たず

即高速回収作戦

一匹ずつしか追加できないが

根気よく打ち返すしかない


前半は動かない潮に翻弄され

後半はエサ取りに悩まされた1日に



12時 沖上り

厳しい時間帯もあったが 何とか60Lのクーラーが満タンに

海水温が高くなると 邪魔者が増えてくるが

うまくかわせればもう少し楽しめそうかな

さばいてみると まだ真子や白子がパンパンに入っていて

旬の魚 ギリギリセーフといった感じであった



本日の釣果 イサキ 78匹